合板加工ブログ
失敗しない有孔ボードの選び方|材質・サイズ・穴ピッチを解説

・材質がたくさんある
・サイズがいろいろある
・穴の大きさや間隔も違う
など、意外と選ぶポイントが多いことに気付くのではないでしょうか。
「とりあえず安いものを買ったら思ったように使えなかった」
という失敗も少なくありません。
この記事では、用途に合った有孔ボードを選ぶために確認しておきたいポイントを解説します。

有孔ボード選びで確認したい4つのポイント
有孔ボードを選ぶ際は、次の4つを確認しましょう。
②サイズ
③板厚
④穴径・穴ピッチ
この4つを押さえるだけで、失敗する可能性は大きく減ります。
① 材質で選ぶ
まず最初に確認したいのが材質です。
有孔ボードにはさまざまな種類があります。
ラワン合板 有孔ボード
強度とコストのバランスが良い定番材です。
メリット
・強度が高い・比較的安価・幅広い用途に対応
向いている用途
・工具収納・ガレージ収納・店舗什器
シナ合板 有孔ボード
シナ材単板を表裏を使用した合板です。
メリット
・木目が美しい・高級感がある・塗装との相性が良い
向いている用途
・店舗什器・インテリア・展示用途
MDF 有孔ボード
MDFは木材繊維を接着剤と混ぜ合わせ圧縮成形して作られた板材です。
メリット
・表面が滑らか・塗装しやすい・加工しやすい・比較的安価
向いている用途
・室内収納・DIY・ディスプレイ・インテリア
② サイズで選ぶ
設置場所に合ったサイズ選びも重要です。
・910×1820mm (ほぼ全商品)
・1220x2430mm (一部商品のみ)
なかなか既製サイズままでは設置場所に合わない場合が大半です。
そのような場合は「アサヒ」へオーダーカット対応を依頼することで、
スペースを無駄なく活用できます。また個人でカットするよりも綺麗に、
かつ穴位置を考慮しながらカット致します。

③ 板厚で選ぶ
意外と見落とされるのが板厚です。
・4mm
・5.5mm
・9mm
・12mm
などが使用されます。用途によって適切な厚みが異なります。
薄い厚み(4~5.5㎜)はフックを使うディスプレイ用など、厚い物(9~12㎜)は体育館や音楽室などの吸音板として用いられています。
薄い板(4〜5.5mm)
メリット
・軽量・価格が安い・対応するフックの種類が多い
向いている用途
・壁面の収納・装飾用途・店舗什器 ・商品展示
厚い板(9mm以上)
メリット
・強度が高い・反りにくい
向いている用途
・吸音目的 ・工具収納
④ 穴径と穴ピッチで選ぶ
有孔ボード選びで最も重要なポイントの一つです。
穴径とは?
穴の直径を表します。
・φ5mm・φ6mm・φ8mm
などがあります。穴サイズによってフックが入らなかったり、遊びやすくなってしまったりします。吸音板の場合は開口率を上げたいのでφ8mm を選択したりします。
穴ピッチとは?
穴と穴の中心間距離のことです。
・25mmピッチ・30mmピッチ
フックとの互換性にも関わるため重要なポイントです。
「アサヒ」では25mm ・30mm の倍数での製作や、次列を半ピッチずらして作る「千鳥有孔加工」なども特注で製作出来ます。
フックとの互換性を確認する
有孔ボード本体だけでなく、使用予定のフックとの適合確認が重要です。購入後に「フックが使えなかった」という失敗は意外と多くあります。
「ピッチ違い」や「厚み違い」などでフックが使えない事が多いです。
よくある失敗例
名前だけで選ぶ
特に合板素地の物は同じ「ラワン合板」・「シナ合板」でもサイズやロットが違うと、色味や木柄が違ってきますので「後からここは追加して」など、購入タイミングが違う事で色味のブレが生じ、並べると違和感を感じてしまったりします。穴ピッチを確認していない
フックが適合せず、追加購入が必要になることがあります。またピッチは穴の中心からすぐ隣の穴の中央までの距離、つまり間隔ですのでお持ちの有孔ボードのピッチを図る際には「25㎜ピッチ」か「30㎜ピッチ」のどちらに近いかでご判断下さい。
サイズを測らずに購入する
設置場所に入らないケースも少なくありません。購入前の採寸は必須です。原板サイズからのカットは電動丸ノコがあれば切れなくはありませんが、有孔の穴が開いていますので綺麗にカットするのは難しいかと思います。カット加工精度の高い「アサヒ」へカット依頼をすれば安心です。

まとめ
・材質
・サイズ
・板厚
・穴径ー穴ピッチ
を確認することが重要です。
収納したい物や設置場所によって最適な仕様は変わります。
見た目だけで選ぶのではなく、用途に合った有孔ボードを選ぶことで、長く快適に使用することができます。
既に有孔ボードを持っている、既に有孔フックを持っているが、どの商品が適合するのかわからない場合は「アサヒHP」へお気軽にお問い合わせください。
担当:中川











