合板加工ブログ
有孔ボードの穴径とは?5Φ・6Φ・8Φの違いとフック選びの注意点
有孔ボードの穴径とは、ボードに開いている丸穴の「直径」のことです。
たとえば「5Φ(ファイ)」は直径5mm、「6Φ」は直径6mm、「8Φ」は直径8mmを表します。 有孔ボードを選ぶ際は、穴径だけでなく、穴ピッチ・板厚・使用するフックを一緒に確認することが大切になります。
有孔ボードの穴径とは?
穴径は、1つの穴の端から反対側の端までを、穴の中心を通るように測った寸法です。 半径ではなく直径を示します。
「Φ」は直径を示す記号です。「φ」「Φ」「ファイ」など、表記方法が違っても、基本的には穴の直径を意味します。
「5Φ-25P」の意味
有孔ボードでは、「5Φ-25P」「6Φ-30P」のように、穴径と穴ピッチを組み合わせて表示することがあります。
5Φ-25Pの場合
・5Φ:穴の直径が5mm
・25P:穴の中心から隣の穴の中心までが25mm
穴径は穴そのものの大きさ、穴ピッチは穴の並ぶ間隔です。似た言葉ですが、測る位置が異なります。
株式会社アサヒ公式HP掲載の有孔ボード規格割付図
穴径と穴ピッチの違い
| 確認項目 | 測る位置 | 主な影響 |
|---|---|---|
| 穴径 | 穴の内側から反対側の内側まで | フックの太さ・差し込みやすさ |
| 穴ピッチ | 穴の中心から隣の穴の中心まで | 複数穴を使う金具との適合 |
フックを1本だけ差し込むタイプでは穴径や板厚の影響が大きく、2つ以上の穴を使う金具では穴ピッチも重要になります。 穴径だけが同じでも、ピッチが違えば取り付けられない金具があるため注意が必要になります。
5Φ・6Φ・8Φはどう違う?
5Φ
比較的小さな穴で、穴を目立たせにくい点が特徴です。 板厚が厚い場合やフックの差し込み部分が太い場合は、奥まで入らないことがあります。
6Φ
5Φより少し大きく、弊社では6Φ-30Pの有孔ボードも幅広く取り扱っています。 収納や店舗ディスプレイに使う場合は、フックの対応ピッチとボード厚も確認してください。
8Φ
大きめの穴で、厚みのある有孔ボードや、体育館・音響施設などの壁面用途で使われることがあります。 ただし、穴径が大きいほど耐荷重が高くなるという意味ではありません。
重要な確認ポイント
有孔ボードとフックの相性は、穴径だけでは決まりません。 「穴径・穴ピッチ・板厚・フック形状」をまとめて確認しましょう。 特に厚み9mmのボードへ5Φの穴を組み合わせる場合は、使用するフックによって差し込みにくいことがあります。
穴径が大きいほど丈夫になる?
穴径が大きいほど、掛けられる重量が増えるとは限りません。実際の使いやすさや耐荷重は、次の条件に左右されます。
- ボードの材質と厚み
- フックや金物の形状
- 穴径と穴ピッチの適合
- ボードの固定方法
- 掛ける物の重量や重心
重量物を掛ける場合は、下地のある位置への固定をおすすめします。 耐荷重は使用する金物や取付方法によって変わるため、ご不安な場合は事前にご相談ください。
フック選びで確認したい4つのポイント
- 対応する穴径
- 対応する穴ピッチ
- 対応するボード厚
- フックを差し込むための裏側の空間
収納やディスプレイでフックを使用する場合は、有孔ボードを壁へ直貼りせず、 フックの差し込み部分が入るすき間を15mm以上確保する必要があります。 株式会社アサヒでは、壁とボードの間を約15mm空ける取付金物AS-Pも取り扱っています。
手元の有孔ボードの穴径を測る方法
穴径を確認する場合は、ノギスを使うと測りやすくなります。 穴の中心を通る位置で、内側から反対側の内側までを測ってください。
定規でもおおよその確認はできますが、5mmと6mmのような小さな差は判断しにくい場合があります。 また、加工時のわずかな誤差や穴周辺のバリにより、測定値がぴったりの数値にならないこともあります。 フックを追加購入する場合は、現在使用しているボードの商品仕様や品番も確認すると安心です。
よくある質問
Q. 穴径が同じなら、どのフックでも使えますか?
A. 穴径だけでなく、穴ピッチと板厚も確認が必要です。複数の穴を使うフックは、ピッチが合わないと取り付けできません。
Q. どの穴径を選べばよいですか?
A. 使用したいフックが決まっている場合は、そのフックの対応穴径・ピッチ・板厚に合わせるて下さい。
まとめ
有孔ボードの穴径とは、穴の直径を示す寸法です。5Φは直径5mm、6Φは直径6mm、8Φは直径8mmを表しています。 対応するフックは穴径だけでは決まりません。 「穴径・穴ピッチ・板厚・裏側のすき間」をまとめて確認することが、購入後の失敗を防ぐポイントになります。
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商品・加工について問い合わせる担当:中村











