合板加工ブログ
有孔ボード用フックはどれでも使える?穴ピッチ・穴径・板厚の確認ポイント
購入前に「穴ピッチ」「穴径」「ボードの厚み」「壁とのすき間」を確認することが大切です。形が似ているフックでも、穴の間隔や差し込み部分の寸法が合わないと、取り付けできなかったり、ぐらついたりする場合があります。
有孔ボード用フックとは?
有孔ボード用フックは、規則正しく開けられた穴へ差し込み、収納や商品ディスプレイに使う専用金物です。 バーフック、J型フック、棚受け、ブックスタンドフックなどがあり、掛けたい物や見せ方に合わせて選びます。
ただし、「有孔ボード用」と書かれていても、すべての有孔ボードに共通で使えるとは限りません。 2つ以上の穴を使うフックは、穴の間隔が合わないと取り付けできないため注意が必要です。
購入前に確認したい4つのポイント
穴の中心から隣の穴の中心までの距離です。株式会社アサヒでは、25mmピッチと30mmピッチを基本規格として取り扱っています。
穴そのものの直径です。5Φ・6Φ・8Φなどがあり、フックの差し込み部分が穴に入るかを確認します。
フックによって対応する板厚が異なります。4~5.5mm厚用と、9~12mm厚用では金物の形状が異なります。
フックの差し込み部分がボード裏側へ出るため、壁とボードの間には15mm以上のすき間が必要です。
ピッチによって使えるフックが変わる
バーフックやJ型ダブルフックのように複数の穴を使うタイプは、25mmピッチ用と30mmピッチ用が分かれています。 25mmピッチのボードに30mmピッチ用を取り付けることはできません。商品名や品番に「25」「30」と記載されている場合は、使用するボードのピッチと一致しているか確認してください。
J型シングルフックなど、1つの穴だけを使うタイプは、25mm・30mmといった穴間隔の影響を受けにくいのが特徴です。 ただし、穴径や板厚との相性は別に確認する必要があります。
25mm・30mmの両方に使えるフックもあります
フックによっては、25mmピッチと30mmピッチの両方に対応する兼用タイプがあります。 株式会社アサヒが取り扱うBookスタンドフックや一部のシューズシェルフフックなどが該当します。 ただし、「兼用」と明記されていない商品を自己判断で取り付けるのはおすすめできません。
厚い有孔ボードには専用フックが必要な場合があります
一般的な4~5.5mm厚用フックとは別に、9~12mm厚の有孔ボードに対応するフックもあります。 厚いボードへ薄板用フックを使うと、差し込み部分が掛からない場合があります。反対に、厚板用フックは4~5.5mm厚のボードには適合しない商品があります。
実際に掛けられる重さは、フック単体の仕様だけでなく、有孔ボードの材質・厚み・サイズ・固定箇所・下地・掛け方によって変わります。 重量物を掛ける場合は、ボードを柱や間柱などの下地へ適切に固定し、荷重を一か所へ集中させないようにしてください。
フック選びの簡単チェック表
| 確認項目 | 確認する内容 | 合わない場合 |
|---|---|---|
| 穴ピッチ | 25mm・30mmなど | 複数穴タイプは取り付けできない |
| 穴径 | 5Φ・6Φ・8Φなど | 入らない、またはぐらつく |
| 板厚 | 4mm・5.5mm・9mmなど | 裏側に掛からない、固定が不安定 |
| 壁とのすき間 | フック裏側の逃げ寸法 | フックを差し込めない |
まとめ
有孔ボード用フックは、見た目が似ていてもすべて共通ではありません。 「穴ピッチ・穴径・板厚・壁とのすき間」の4点を確認し、有孔ボードに合った商品を選ぶことが大切になります。
株式会社アサヒでは、有孔ボードと各種フック、棚受け金物、取付金物を取り扱っています。 お使いの有孔ボードの仕様が分からない場合は、穴の直径・穴の中心間寸法・板厚を測ってからご相談いただくと、適合する金物をご案内しやすくなります。
フック選びや取付方法でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら担当:中村











